きほんブルックリン

2019年日本への本帰国を目指しながら、大好きなブルックリンのこと日々の生活を徒然。

アメリカの医療事情 皮膚科編 その①

今回はアメリカの医療事情、そして私が今悩んでいる赤ら顔の症状、治療について何回かに分けてお話ししたいと思います。
私は25歳を過ぎたころからお肌の調子が激悪で、ニキビや吹き出物を繰り返しています。

更にここ数年はニキビ跡のせいか、赤ら顔がひどくなって、寒い日に朝出社したりすると『顔、真っ赤だけど大丈夫・・・?』(こうゆうことを節操無く聞いてくるのは、たいていオヤジ上司なのは何故なのか…)と言われたり、赤ら顔は日に日に悪化しているようでした。

 

医者探しから

病院探しアプリZocdocで自分の保険が使える皮膚科医探しをし、病院を予約。
皮膚科っていつでも予約がいっぱいの傾向にあり、人気の先生はたいてい2週間待ちなんてこともザラ…

逆に予約があまりに埋まっていない先生は、Zocdocでレビューが良くても、別のサイトでレビューを見るとレビューが悪かったりするので医者選びは慎重に。私はZocdoc,Yelp,Google Reviewなどのレビューを照らし合わせて先生を決めました。

医者選びで気を付けた点は下記
自分の保険適応+通いやすいロケーション+予約を取りやすい+出来たら土曜日も診察している+レビューがそこそこ良い

  

診察

最近は診察フォームがメールで事前に送られてきたりアプリで記入出来るので、先に診断フォーム記入しておくと良いですよ!(アメリカの診察フォームは日本に比べて凄く長い。)
ちなみに今回は診察フォームを既にネットで提出しても、15分ほどの待ち時間発生。
こっちの病院、どこも待ち時間が絶対発生しませんか?いったい何のための予約なのか…

病院に行くときは次の予定まで、時間に余裕をもって行くが吉。

 

名前が呼ばれて診察室に入るとまずアシスタント(ナースプラクティショナーかな?)に症状を聞かれ、過去の服薬歴などを答えていきます。

これもアメリカの病院スタイルですよね、入ってすぐ担当医にご対面できるわけでは無いという。

 

で、アシスタントが担当医に症状を報告して、担当医はある程度患者の症状を理解した上で患者の診断を始める。

 

先生は若め、30代後半?のインド系の男性医。肌はきれいですが、明らかにボトックスで肌ぱつーん!ザ・美容整形!って感じじゃないので好感が持てました。

  

てっきりレーザー治療でも進められるかもと覚悟して、でも赤ら顔が治るなら$1000ー$2000ほどかけてレーザー治療しても良い!と意を決していたのですが、先生が進めた治療法は薬用クリームと抗生物質でした。これで治らないようならレーザー治療をしようと。

 

オーガニック信者、アンチ化学薬でここしばらく生きてきましたが、仕方なく抗生物質を飲むことに。皮膚科行くと結局のところ抗生物質を2か月ほど接種しろって言われますが、日本もそうなのでしょうか。

 

ここで注意ですが、アメリカのお医者さんて診察時に薬の説明(服用期間や量、飲み合わせ)を細かく行い、薬受け取り時の薬局では薬についてあまり説明されない!ということです。

薬局で細かい質問をしても『担当医はなんて言ってたの?』と返されたこともしばしば。説明が速い先生だと、大事な説明を聞き流してしまったり、忘れたりするので、私は先生にメモを書いてもらったり、自分でもメモを書いたりします。(録音してあとから聞くのも手かもしれません。)

強い薬にご注意!

先生からは、抗生物質ドキシサイクリン100mgを1日に2回接種せよと言われたので帰宅後いろいろリサーチしてみました。

 

日・米いろんなサイトをリサーチしましたが、どう考えてもアジア人で体の小さい(しかも普段化学系の薬を一切飲まない)私には多すぎる量。通常では100mgが一日の摂取量となっています。

 

先生に『私は抗生物質に繊細な身体なので、200mgから100mgに減らしても良いですか?』とテキストすると『辛いならそれでも良いよ~』って軽い返答…

 

結局私の自己診断かーーーい!

 

こうゆうこと本当多いのです。 セカンドオピニオンを探し回ったり、医者に診断されても自分で症状・対処についてリサーチしたり。
病院・先生まかせでは不安。もらった薬はすべてどんな薬か調べた上、自己判断して接種。おかげでいろんな薬品名とかに多少詳しくなって気がします笑

 

過去にも私は強い薬を処方され、副作用が生じ、別の先生に行ったところ『この薬は身長2mくらいの男性とか、スポーツ選手に処方するものだよ』と言われたことも。

 

健康ですら自己責任の国アメリカだと改めて思わされます

決して医者が適当ってだけではないのだと思います、アジア人や日本人の身体の繊細さの症例が無いのでは?と最近では思ったりも。

 

予約から、薬を手にするまで、医者ひとつ行くのも小さなストレスが・・・まあ、でも保険さまさまです。

長くなりましたので、驚愕の薬の価格についてはまた別のポストで書こうかと思います!