きほんブルックリン

2019年日本への本帰国を目指しながら、大好きなブルックリンのこと日々の生活を徒然。

ヴィンテージの宝庫!Rural Life Museum@ニューオーリンズ旅行記②


前回のご紹介しましたプランテーションのホテルNottoway Plantationから車で約40分、バトンルージュからほど近いルーラルライフ(田舎暮らし)博物館に行って参りました。

ネットで調べても日本語の情報はほとんど出てきませんでしたが、これが見応え十分の博物館で、特にヴィンテージものが好きな自分には終始ヨダレもんでした!
入館料はなんと大人$10と激安で、どうせ小さい施設だろうと思っていたので、あまり時間を割けなかったのですが、本気で見ようと思えば軽く2時間は過ごせます。

 

f:id:msmisty:20190306054704p:plain
あとあと園内図を見ましたが、私が見たところは31-39にあたる右の大きな建物と、外にある建物を2-3棟だけでしたので、半分以上は周れていないです!

f:id:msmisty:20190306060036j:image

f:id:msmisty:20190306055135j:plain

館内に入ると、南部での奴隷制の話や、黒人奴隷の調度品から拷問具等にいたるまで多くのものが細かい説明と共に展示されています。そしてプランテーションの各農家で使われていた農機具や衣類など、当時の南部の人々の生活を膨大な資料と学ぶことができます。
また、ここの展示で初めて知ったのですが19世紀当時プランテーションが南部で栄えた際、いくつか黒人や女性が経営するプランテーションもあったそうです。

綺麗に陳列がなされているのはこの最初の空間までで、更に奥へ進むと18-19世紀に使われた車や調度品、医療品に至るまで、とにかくありとあらゆるものが陳列されており、その数およそ1000点を超えると思われます。

 

f:id:msmisty:20190306055459j:image

f:id:msmisty:20190306060907j:plain


f:id:msmisty:20190306055434j:image


f:id:msmisty:20190306055453j:image
中には若干不気味なものも
f:id:msmisty:20190306055441j:image

f:id:msmisty:20190306055926j:plain
こちらは霊柩車


ヴィンテージ好きな私と母は、じっくり見て回りましたが、いかんせん室内にたくさん陳列されているので、とにかく埃くさい。しばらく見ているうちに喉が痛くなりました。
f:id:msmisty:20190306060812j:image
園内に流れる小川がいかにも湿地帯のバイユーですね

f:id:msmisty:20190306061332j:plain

外に出ると当時の建物がそのまま保存されています。(どこかから移築してある様子)。
納屋、教会、住居や、犯罪者を閉じ込めておく牢屋など、とにかくあらゆる建物が約20-30棟ほど展示されています。
私たちは外に出るまでにすでに1時間ほど費やし、しかも外が雨上がりで、ぬかるみがひどかったため、サッと見学して終了しましたが園内には馬や牛などもいるそうです。

ニューオーリンズから2時間弱かけて、わざわざ行くほどでは無いですが、バトンルージュまでお越しの際は立ち寄られてはいかがでしょうか。

Rural Life Museum
https://www.lsu.edu/rurallife/
8AM-5PM.Monday-Sunday except New Year's Day, Easter, Thanksgiving Day, Christmas Eve and Christmas Day.